大阪の漢方薬膳教室

大阪北摂で薬膳教室を開いています。 四季と共に薬膳の情報をお伝えしていきます。

2016年03月


①当帰について
②当帰の名前の由来
③ただの生薬ではない?!中国では【当帰文化】となっている



①当帰について

薬膳で女性疾患を治そうと考えたら、外すことができない食材です。
一般のスーパーなどでは売っていないので、使いたい方はインターネットで買うしかなさそうですね。


気・血・水の中でも【血】を補う作用のある食材。
血虚の状態に効きます。


煮出して使用するのですが、独特な風味があるため、好き嫌いがはっきり分かれます。
もし当帰の香りが好きと感じたら・・・血虚傾向と言えるでしょうね。

当帰

【性味】
甘辛,温
【帰経】
心、肝、脾経
【効能主治】
補血和血,調経止痛,潤燥滑腸。
【主治】
月経不調,経閉腹痛,崩漏;血虚頭痛,眩暈, 痿痺;腸燥便難,赤痢後重; 痈疽瘡瘍; 跌撲損傷


原因不明の月経過多の方が多いですが、血を補いながら止めてくれるので、生理が楽になりますよ。
また慢性下痢など大腸の不調にも効きます。

 
②当帰の名前の由来
 
【由来】
1.出産後の悪血の上衝(産後のノイローゼ)の効果のある薬草として認識されていた。気血の乱れを整え、それぞれの臓腑に戻すという意味で『当帰』と呼ばれるようになった。
2.当帰とは夫を思うという意味があります。
当帰を服用することで体調を整え妊活することで夫の帰りを待ち、子づくりするという意味で「当帰」と呼ばれた。
3.甘粛省が産地。唐の時代この付近は『当州』と呼ばれていました。古くは“焼当羌”族が定住しており、この血で生産されていた薬草のことを蕲(qi)と呼んでいました。古代は「蕲(qi)」と「帰」が同じ発音だったことから『当帰』と呼ばれた。


③ただの生薬ではない?!中国では【当帰文化】となっている

 
【当帰文化】
当帰は中国では薬としてだけでなく、古代から脈々と受け継がれてきた中国文化の一部として大切にされており、「当帰文化」と呼ばれています。
色々な逸話がありますが、特に有名なのが三国時代の姜維と母親のお話です。

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 【故事】
三国志の姜維のお話。
姜維が蜀である諸葛孔明に投降した後に、魏に一人残された母親が「当帰」を姜維に送りました。
姜維は母から送られた当帰を見て母親に“良田百頃,不在一苗(母);但有遠志,不在当帰”(良い田んぼに,苗はなく、志し有るものに,当帰はない)とした手紙を送りました。
姜維の母親はその手紙を読むと、「良い田んぼ」つまり蜀という正当な漢王朝を復興させたい「苗」姜維の考えを知り「当帰」母の待つ故郷である魏には帰らないという決心を受け入れることにしました。
以後は母親は魏から請われても手紙を一切書かなかったと言います。


当帰は中国では母と子の結びつきをあらわしており、ただの生薬という範疇をこえた存在として大切に扱われています。



 
 ◇4月の薬膳教室のお知らせ◇(決定分)

〇女性ホルモンを調える漢方茶講座
4月16日(土)
時間:10時~12時
定員:12名→7名



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こんにちは。


大阪の薬膳教室の弓削周平です。


先日行った薬膳教室の様子です。


「当帰」「山茱萸」「金針菜」などを使いながら、春野菜を使用したお料理でした。





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